2011年2月17日木曜日

「題名のない音楽会」公開録画初参加

オペラシティーでの公開録画に妻と初めて参加した。放映二回分を各一時間弱で収録していた。
 「楽しくなければ音楽じゃない」
ヴァイオリンの高嶋さち子が、師匠の徳永二男(元NHK交響楽団のソロコンサートマスター)やチェロの古川展生(映画おくりびとのテーマ曲演奏)等のゲストを迎えて自作曲等4曲を演奏した。
高嶋の持論が表題となっており、聞きやすい小品を4曲披露。
特に「南フランスの街エズ」という美しい旋律の自作曲は、丁度昨年我々も旅行で行ったばかりの場所という事もあり、風景を思い出しながら印象深く聞いた。
「ロマンスの神様」はクラッシック音楽だった?
音大出身のポピュラー歌手広瀬香美の表題曲が、実は作曲実習でモーツアルト風にという課題で作曲した曲を編曲したものだったというエピソードからスタート。 友人の女流経済評論家勝間和代のツイッターの文章に即興で曲をつけて歌う事や、ボイストレーニングを実演する等飽きさせない内容であった。 曲間の司会の指揮者佐渡とのおしゃべりもそれぞれに個性的で面白く、毎月行っている東京交響楽団の定期演奏会ではマーラーやブルックナーの長い交響曲でよく寝てしまう妻も終始楽しそうに聞いていたのが印象的。

2011年2月6日日曜日

ボランティアで「新春の集い」参加

中野区在住の外国人対象の「新春の集い」にボランティア参加した。 所属する中野区国際交流協会の主催で、前年は写真係として、今年は誘導警備としてお手伝い。
一番人気があるのが着物の着付けで、手ぶらで来ても、ボランティアから提供された着物を着付けてもらいしばらく日本の正月の気分を味わい、記念写真が取れる為と思われる(写真が着物を着てポーズをとる外国人)。
そのほか日本舞踊や琴を教えるコーナー、福笑いやコマ回し等々日本の伝統的な遊びのコーナーもあり、それぞれボランティアがついて教えている。
感心したのは、我々のようなリタイヤー組と同数程度の若い世代の人がボランティアで参加していることで、まだ日本も捨てたものではないとおもった。

2011年1月28日金曜日

熱海で「桜」と「梅」を同時に堪能



1月26日から二泊で箱根の温泉に行くついでに、熱海で桜と梅を同時に楽しんだ。桜は日本一開花の早いといわれている市内を流れる糸川の桜で、まだ全体では三分咲き程度であったが写真の様にピンクの濃い桜が楽しめた。梅は有名な熱海梅園でこれも全体では四分咲き程度だったが、紅梅と白梅、そして黄色の蝋梅がきれいだった。自由人の便利さで平日だったこともあり、人出も少なくゆったりとみることができた。

2011年1月12日水曜日

ボランティア新米日本語教師一周年

定年後の前頭葉活性化(つまりはボケ防止)のために、昨年1月より中野区国際交流協会で中野区に住む外国人に日本語を教えて丁度1年が経過した。 最初の4か月は教えるための方法を学ぶ研修だったので、教え始て実質8カ月ということになる。 中野区には人口約30万人のうち約4%にあたる1万2千人以上の外国人が暮らしており、まだ日本語が十分できない人も多いと聞く。 写真の教科書代以外は無料の講座は発足して21年が経過していおり、この種の組織としては独自の教科書を作り体系統的に教えているという意味で他にぬきんでているらしい。
生徒はいわゆる英語圏の人は少なく、韓国・中国・タイ等のアジア圏の人が圧倒的に多い。 従って自分の英語の上達にも役立つと考えた当初のもくろみはあえなく崩れた。 また、マニュアル慣れしている団塊の世代からすると一寸びっくりしたのは、研修後はほとんど教師の自主性に任されておりいわゆる教師用の「指導要領」がなかった事(勉強会はあるが)。 仕方がないので、写真やイラストを集めた教材(掲載写真)を自前で少しずつ作っている。 生徒の方も、無料であるがゆえに短期間の参加や、急に休んだり、来なくなったりするので、私の場合は最初の2か月間で生徒が5人かわった。
徐々に急がんの精神で、授業のある火曜日は旅行等は極力避け休まないようにしている。    ともかく多少なりとも社会貢献が出来て、前頭葉の活性化にもなるという事で、今後も続けたいと思っている。

2010年12月31日金曜日

私的年間映画ベスト3

今年映画の鑑賞記録をつける事を再開したが、大晦日にカウントしたら丁度110本となった。最高点の五つ星をつけた映画は「ハートロッカー」「インセプション」「オーケストラ」「最後の忠臣蔵」の4本であった。あえて順位をつければ一位「インセプション」、二位「オーケストラ」三位「ハートロッカー」と「最後の忠臣蔵」となる。一位と二位については感想はブログに掲載したので詳細は省略するが、「インセプション」は「2001年宇宙の旅」「ブレードランナー」に匹敵するSF映画の傑作と思う。
「ハートロッカー」はアカデミー賞6部門受賞映画で、鑑賞直後もう戦争映画を見るのは止めようと思った位迫真の映画。因みに監督はアバターの監督J・キャメロンの元妻でアカデミー賞競争は元妻の勝ちとなった。
「最後の忠臣蔵」は結末に若干の違和感あるも、主演女優桜庭ななみの素朴な演技が初々しさを表現し泣けた。持論である「女優は出始めが一番」というジンクスどおりの映画、「武士の一分」の壇れいも、今は金麦のコマーシャルでよく見るがやはり着物と日本髪が美しい最初の映画が一番。 
その他私的特別賞に値するのは「アバター」と「ワイルド・レンジの主演女優アネット・ペニング」。「アバター」は3D版を映画館で鑑賞した、ストリーはエイリアンの逆バージョンでそれほどでもないが、3D用眼鏡をつけて2時間40分疲れずに見られた事で技術の進歩を実感した。尚、3D映画は吹き替え版で鑑賞したほうが良い、字幕版では字幕が一番前に浮き出てきて不自然だった。
「ワイルドレンジ」はケビンコスナー監督主演の西部劇、決闘場面がリアルで四つ星半をつけた映画。アネット・ペニングは、ベテラン女優で持論に反するが小皺すら好ましく感じられる気品溢れる凛とした美しさに感激したという事で選んだ。
追記、フラウという女性誌の2月号で18人の映画ライターとジャーナリストの投票による2010年公開映画シネマランキングでは「インセプション」が第一位、「ハートロッカー」が第八位にランクインしていた。

2010年12月23日木曜日

特別のオーラを感じる名画「エトワール」

横浜美術館のドガ展を鑑賞した。普段は多分美術館の倉庫入りしているだろう作品を描く前の習作等も展示されていて、作者の創作過程がある程度わかる親切な展示であった。競走馬の絵等興味深い絵もあったが、何と言っても特別なオーラを感じたのが「エトワール」(左の絵)。「舞台袖の顔の見えない黒服の男がパトロンで、舞台のバレリーナがその愛人だという結構どろどろした人間関係が絵に描かれている」という解説もある。 しかし、絵の前に立つとそんな解説も忘れて舞台に浮かび上がるように描かれたバレリーナの幽玄の美にしばし見とれるのみ。この一枚だけでもドガ展を観に来た甲斐があったと思った。
常設展で写真コーナーがあり、大学時代にカメラクラブ(写真部)だった私にはバイブル的存在であった「決定的瞬間」の写真家アンリ・カルティエ・ブレッソンの見覚えのある写真が8枚ほど展示されていたのは思いがけない余禄だった。

2010年12月14日火曜日

映画「オーケストラ」(☆五つ)

公開当時評判だったが見逃したフランス映画「オーケストラ(原題 le concert)」がDVD化されたのでレンタル試聴。ソ連のユダヤ人弾圧の余波で首になり、劇場の掃除人をしている天才指揮者が主役。偶然事務所に来たオーケストラ出演依頼のFAXを横取りして、同じく首になった団員を集めて、パリの劇場で公演し大成功するという一寸荒唐無稽の話だが、旧ソ連ならあり得るかと思わせる(にせ楽団の話は実話であったらしい)。前半から中盤までは渡航までのドタバタと、パリでリハーサルもさぼって遊びまわる団員を描き笑わせる。 しかし、後半のチャイコフスキーのバイオリン協奏曲をバックに天才バイオリニストの出生の秘密が明かされる展開では、名曲のメロディーと映像が巧みにシンクロされていて泣けた(年取って涙腺が緩んでいるせいもあるが)。因みにバイオリニストはタランティーノ監督の「イングローリアス・バスター」(これも面白い映画)でパルティザンを演じていたフランスのメラニー・ロラン、細身の知的な美人で日本のバイオリニスト諏訪内晶子を彷彿とさせてはまり役。 久しぶりに見終わって幸福な気分になれた映画で、最高点の五つ星を付けた。年末に今年見た100本以上の映画の私的ベスト3を決める予定だが、間違いなくベスト3には入る予定。