今年映画の鑑賞記録をつける事を再開したが、大晦日にカウントしたら丁度110本となった。最高点の五つ星をつけた映画は「ハートロッカー」「インセプション」「オーケストラ」「最後の忠臣蔵」の4本であった。あえて順位をつければ一位「インセプション」、二位「オーケストラ」三位「ハートロッカー」と「最後の忠臣蔵」となる。一位と二位については感想はブログに掲載したので詳細は省略するが、「インセプション」は「2001年宇宙の旅」「ブレードランナー」に匹敵するSF映画の傑作と思う。
「ハートロッカー」はアカデミー賞6部門受賞映画で、鑑賞直後もう戦争映画を見るのは止めようと思った位迫真の映画。因みに監督はアバターの監督J・キャメロンの元妻でアカデミー賞競争は元妻の勝ちとなった。
「最後の忠臣蔵」は結末に若干の違和感あるも、主演女優桜庭ななみの素朴な演技が初々しさを表現し泣けた。持論である「女優は出始めが一番」というジンクスどおりの映画、「武士の一分」の壇れいも、今は金麦のコマーシャルでよく見るがやはり着物と日本髪が美しい最初の映画が一番。
その他私的特別賞に値するのは「アバター」と「ワイルド・レンジの主演女優アネット・ペニング」。「アバター」は3D版を映画館で鑑賞した、ストリーはエイリアンの逆バージョンでそれほどでもないが、3D用眼鏡をつけて2時間40分疲れずに見られた事で技術の進歩を実感した。尚、3D映画は吹き替え版で鑑賞したほうが良い、字幕版では字幕が一番前に浮き出てきて不自然だった。
「ワイルドレンジ」はケビンコスナー監督主演の西部劇、決闘場面がリアルで四つ星半をつけた映画。アネット・ペニングは、ベテラン女優で持論に反するが小皺すら好ましく感じられる気品溢れる凛とした美しさに感激したという事で選んだ。
追記、フラウという女性誌の2月号で18人の映画ライターとジャーナリストの投票による2010年公開映画シネマランキングでは「インセプション」が第一位、「ハートロッカー」が第八位にランクインしていた。
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