2012年7月30日月曜日

初孫を連れて沖縄家族旅行

まもなく二歳になる初孫を連れて、大人六人で沖縄に家族旅行。買い物でせっせと貯めたマイルが沖縄往復6名分となったので次男夫婦を誘ったら快諾、妻の母と長男を入れて合計7名で出かけた。 レンタカーでウイシュを借り、計5泊6日で楽しんだ。初日と二日目で宿泊したリゾートマンションの前のビーチが、海草等を除去していないせいで無人で、家族で存分にプライベートビーチ気分を楽しんだ。 その後美ら海水族館の近くのホテルに移り、当日予定されていた花火大会も徒歩圏内でゆっくり鑑賞できた。翌日市内のホテルに移り二泊、アウトレットでの買い物や首里城見学を楽しみ帰京した。ゆったりしたスケジュールにしたつもりだったが、幼児には環境変化が大変だったらしく、五日目くらいから機嫌が悪くなり往路の飛行機では上機嫌だったのに復路はぐずって大変だった。やはり幼児には三泊くらいが限度かと反省した。 尚、国際通りの市場の食堂は市場で鮮魚をかって調理してくれる事で有名だが、観光客狙いで高いだけで鮮魚以外は美味しくないのでお勧めしない。最後の夕食でホテルお勧めの地元の人が行く居酒屋を利用したが、安価で内容も良くお勧め(国際通りの店も東京基準で言えば高くないが、じつは地元値段と比較すると高い事が判明)。

2012年7月6日金曜日

演劇で知ったフェルメール

オランダのマウリッツハイツ美術館が全面改修のため、門外不出と思われていたフェルメール他レンブラント等の名画が東京都美術館に貸し出された。多くの名画のなかでもひときわ有名な「真珠の耳飾りの少女(別名青いターバンの少女)」の現物が見られると言うことで、金曜日休みを取って鑑賞した。 実はフェルメールという画家の名と作品群を知ったのは、40代半ばの頃妻が切符を手に入れた小劇場での演劇であった。 第二次世界大戦直後に本当にあったフェルメール贋作事件に題材を取った演劇で、早稲田の学生とOB達の熱演が記憶に残るが、何よりもそのとき耳にした「フェルメール・ブルー」が気になって美術書で探し一目惚れした絵がこの絵。 一度はオランダでみたいと思いつつ現物は未見だったが、ようやく会えた(妻は友人と6年前に鑑賞しているので今回は一人で鑑賞)。 但し、金曜日開館と同時に入館したにもかかわらず開館前から並んでいたらしい人で結構混雑、お目当ての絵は大きな一室を使って展示、真正面から見る為の列が出来ていて、30分並んでようやく正面にたどり着いた、しかしゆっくり歩けとの指示につきわずか30秒のご対面だった。 
現物を正面から見られただけでも満足するしか無いのだろうが、平日にも拘わらずの大混雑にがっかりした。 日本人の文化程度が高いのか、それとも好奇心が旺盛なのかわからないが、とにかく混雑でゆっくり鑑賞出来ない。
オーストリア美術史博物館にもフェルメールの「絵画芸術」があり、旅行中に鑑賞したが周りに人はまばらで「ゆっくり歩け」等いう監視人もおらず心ゆくまで静止してゆっくり鑑賞出来た。右の絵はルーブル美術館にある個人的にお気に入りのコロー「真珠の女」、この絵もルーブルでは好きなだけの時間ゆっくりと鑑賞出来た。人口の多く好奇心旺盛な日本では有名な絵をゆっくり鑑賞するのは諦めた方が良さそうだ。