晩秋の週末に足利市にあるココファームの収穫祭に参加し、ワインと音楽を楽しんだ。
もともとここは「こころみ学園」という知的障害者の学園で、生徒の訓練を目的に山の急斜面に開墾された葡萄畑から、ワインを造るようになったそうだ。 今はアメリカ人の専属の醸造家が常駐し、「沖縄サミット」でスパークリングワインが、「洞爺湖サミット」で赤ワインが使われた事で有名となった。
妻の知合いのお誘いで参加、当日は浅草発の東武電車特急で足利市駅下車、シャトルバスで昼頃現地へ到着。既に坂田明カルテット(JAZZバンド)の演奏が始まっており、葡萄畑の一般席は満員。 ステージ側に設けられた特別席に案内されて、早速辛口のスパークリングワインでスタート。BLTサンドイッチやチーズを肴に、その後赤の新酒等を楽しんだ 。新酒については葡萄の量が足りないらしく、カリフォルニア産の葡萄を使用していたが、ボジョレ・ヌボーとは違いしっかりた味わいで、スパークリングワインと共に日本のワインも進化したと思わせる品質。 演奏のトリは名手古澤巌(元クライスラーカンパニー)のバイオリンで、オープン・エアの晩秋の青空と葡萄畑を眺めながら、ワインと音楽を存分に堪能できた。翌日ホームページを見ると、二日間で17千人の来訪者があったことが記載されていた、確かに大盛況だった。
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