2016年10月21日金曜日

しまなみ海道伯方島・琵琶湖の旅(第73回温泉同好会)

温泉同好会の名称「荒馬会」の由来である、最年長のMさんの故郷に六人のメンバーがお邪魔した。 長年お誘いを受けており元気なうちにと往路約800km弱をウイシュに六人乗って交代で運転して踏破した。
朝6時45分に新宿を出発し午後四時半過ぎに到着。
M氏の御両親の家で、年に数回帰郷してメンテしているそうだ。酒肴をたっぷりと用意してくれており、お言葉に甘えて二泊させてもらった。二日目に隣の大三島の立ち寄り温泉施設(ただし海水の沸かし湯)に行き、海沿いの露天風呂を楽しんだ(写真)。
二日間すっかりお世話になり、三日目の朝お別れして、今治藩の奥座敷鈍川温泉の立ち寄り湯へ寄った。アルカリ性のぬるっとした温泉だったが、入れ墨の方が二人入っており、写真は遠慮した。
その施設で昼食後、四国を横断し鳴門で休憩。本四架橋の橋げたの下に作られた渦潮観光施設に入場し45mの高さから鑑賞した(写真)。
そのまま淡路島ルートで本州に入り、予約しておいた琵琶湖湖畔のホテルに投宿、夕食は近くの焼き鳥屋で乾杯。 翌朝近くの石山寺を観光して一路帰京。トータル約1700kmの自動車旅行だったが、運転しない二人を除くと、私を含む四人が平均年齢約70歳でさすがにちょっと疲れた。本四架橋を車で踏破したのは個人的にはこれで三回目だが、これが最後かもしれないとの感想。

2016年10月6日木曜日

消えない反日感情ー韓国

大学のカメラクラブ同期から出版の案内あり、以前にも「夢見た祖国(北朝鮮)は地獄だった」という本の出版案内があり早速購入して読んだ。内容は脱北者の話をまとめたもので、終始暗く救いのない話だったので、今回どうしようか迷った。
しかしふらりと立ち寄った本屋の目立つ場所にあったので、思わず購入。表題は「交わらないから面白い日韓の常識」で韓国人に常日頃違和感を感じている私が読み始めたら一気に読了した。
色々なエピソードで日韓の文化の違いを記述しているが、一番面白く、なるほどと納得したのが旧日本軍慰安婦問題の根底にある「恨 五百年」の情緒。
朝鮮戦争で米軍人が駐留し、その相手をする洋公主(売春婦)ビジネスが当時国民総生産の25%を占めていた。 しかし、その後駐韓米軍が大幅削減された後釜に狙われたのが高度成長を遂げた日本の男性で、妓生観光で大挙して訪韓し買春で金を落としていった。
この妓生観光糾弾の団体が、日韓ともに慰安婦問題糾弾団体へとつながっていくというもの。筆者が言うように「時が解決する」日本と、「恨 五百年」の韓国は、今後も交わることはないので、適当な距離感をもって大人の付き合いをするしかないという印象。でも韓国旅行は死ぬまで行くもんかというのが私の結論。