2011年3月29日火曜日

町内会デビュー

転勤族だった事と、商業地区に住んでいるために地元店主中心の町内会に関しては全くのノータッチだった。しかし、丁度町内会長が自宅の向かいに住んでいることもあり、暇だったら手伝ってほしいとの要請あり。 良い機会なので3月の東日本大震災復興支援イベントの餅つき大会の設営を手伝った。従来は町内会イベントとしての餅つき大会だったそうだ。しかし今回は時節柄実施するかどうか迷った挙句に、義捐金募金を中心に据えて実施を決めたそうだ。     朝8時に近くの神社に集合して準備開始、男女合わせて総勢30名強が10時スタートの餅つきと販売する赤飯やおこわを準備した。募金箱も二か所に用意し、私も一時期受付けに立って義捐金を拠出していただいた方にお礼をした。 さすがに深刻な被害だったため、募金箱に入れられるのは札がほとんどだった。 個人的にはネット募金での義捐金送金もしたが、ここでも夫婦でそれぞれ義捐金を拠出した。 イベント終了後の打ち上げ(といっても屋外立ち席でのどを潤す程度)にも参加、サラリーマンも多少いることが分かり今後夜回り等も手伝うことにした。

2011年3月25日金曜日

大震災で日本語教室に異変

「東日本大震災でお亡くなりになられた方のご冥福をお祈り申し上げるとともに、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。」

ところで今回の大震災でボランティア教師として参加している日本語教室に異変が発生した、生徒数の激減である。震災後週一の定例教室への参加生徒が半数以下になった。
中野区国際交流協会の説明では、一時避難か永久避難かは不明だが、続々と帰国しているとのこと。特に今週は生徒より先生の方が多く、私も生徒が来なくて早退した。最近担当したばかりのスエーデン女性は国営テレビ局のレポーターとのことだったが、帰国したものと思われる。


せっかく一年経過し慣れてきたところだったが、福島原発問題が終息しないと以前のような盛況は難しいのかもしれない。

 写真は大震災直前の3月のひな祭りに、授業を早めに終わって、デモンストレーションをした際のもの。

2011年3月4日金曜日

洋画二本立てに五つ星 「メッセージ」 「シングルマン」

 
 学生時代以来40年ぶりに二本立で洋画を鑑賞(昔の名画座)、二作品の組合せが素晴らしく合わせ技で五つ星(セレクトした映画館の担当者の感性にブラボー、「キネカ大森」)。
*一本目「メッセージ」
  曲者役者ジョン・マルコビッチが、他人の死期がわかってしまうメッセンジャーという役で登場する。幼少時事故から奇跡的に生き返った主人公に死期が近いことを知らせる。 困惑する主人公が、愛しながらも別離した妻と子供との関係を修復する過程を中心にストーリは進展する。しかし、衝撃の結末、これ以上はネタバレなので興味のある方は映画を見てください。
二本目「シングル・マン」                                      世界的なファッションデザイナーとして知られるトム・フォードの監督デビュー作。16年連れ添った最愛の人の事故死から立ち直れないゲイの大学教授が、自殺を決めた一日の出来事。最後は自殺を思い止まるのだが? とにかく一流デザイナーだけあってファッション・映像が超一流、しかしその種の傾向の無い私としては、正直若干の違和感を感じた。主演は当作品でもアカデミー賞主演男優賞候補、今年「英国王のスピーチ」で主演男優賞を獲得したコリン・フォース。
各作品単独で見たらたぶん四つ星となったと思うが、二作品を通して見たときに得られる感慨が鮮明。 それは一寸書いてしまうと照れくさくて陳腐な教訓なのだが「毎日のささやかな幸福な瞬間にこそ人生の素晴らしさがある、一日一日を大切に生きよう」というもの(加齢のせいか?)。