昨年度鑑賞した映画95本の私的ベスト3をあげます。
第一位 「イミテーションゲーム」
第二次世界大戦の終結を二年早めたと歴史家が評価するドイツの暗号解読の実話。天才的数学者の開発した機械(コンピュータの原型)を活用して暗号解読チームが解読するまでのストーリ-。
主人公が当時禁断のホモであったために、戦後しばらく功績が伏せられ、死後だいぶたってから公表されたという実話。主人公の苦悩がよく描けていた。
第二位 「黄金のアデーレ」
これも実話。ドイツに迫害され略奪されたユダヤ人家族の個人所有のクリムトの名画を、アメリカに亡命した娘がオーストリア政府を相手に取り戻すまでの話。主人公と甥っ子の弁護士のコンビが絶妙で、個人が政府に勝訴するという奇跡が生まれたことに感動した。
第三位 「先生と迷い猫」と「エール」 老いと青春のあわせ技で
前者は日本映画、老いと別れのストーリーが高齢期にある我々夫婦の心に沁みた。
後者はフランス映画で青春の旅立ち物語。フランスの田舎娘の主人公が憧れのパリの音楽学校に入学するまでのサクセスストリー。二つの映画を相前後して見たためか二作が強く印象に残った。
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