昨年鑑賞した映画ベスト3と特別賞を決めた。
第一位 「インターステラー」 詳細は12月のブログに掲載したのでそちらを。
第二位 「ジャジーボーイ」 これも詳細を10月のブログに掲載したので省略。
第三位 「フレートベール駅で」と「永遠のゼロ」 前者は4月のブログに掲載したが、相変わらずアメリカでは同様の事件が続発し、暴動になっているのを見ると、人種差別が実に根の深いアメリカの病である事を痛感する。「永遠のゼロ」は本がベストセラーとなり読んだが、引用が多く、過去に読んだ戦記物の寄せ集めの感ありそれほど感心しなかった。
しかし映画は枝葉をカットしてストーりーを上手くまとめており、進歩したSFXも見応えが有り良かった。
昨年12月下旬に見て個人的にとても好きな映画となった「ストックホルムでワルツを」を特別賞とした。
私のアイドルジャズピアニストのビル・エバンスは、トリオでの演奏が多いが、珍しくスエーデン人の女性ボーカリスト「モニカ・ゼータルンド」との共演盤がある。その彼女の半生を描いた映画だが、電話交換手のシングルマザーが奮闘してジャズ歌手になる過程が描かれているストーリーも結構よく出来ていた。なによりもジャズのスタンダード曲と有名ジャズマンが数多く登場し、それだけでもジャズファンの私には十分楽しめた。女優もスエーデン人の現役のジャズボーカリストだそうだが、主人公そっくりで唄も雰囲気があって良かった。モニカはスエーデン語でジャズを歌った最初の歌手だが、黒人系の泥臭い(?)ジャズボーカルが合わない人(私も)にはとてもエレガントなボーカルなのでお勧め。