2012年6月29日金曜日

ナイター競馬で同期会

 夏に恒例となった大学クラブの同期会の大井競馬場ナイター競馬に参加。 ワンボックス8名定員で食べ放題がついて一人5千円の料金。 4時から参加し3レースから11レースまで遊びで馬券を購入し9時過ぎまで楽しんだ(五千円使って1500円のマイナス)。 女性も二名参加し、一人は初めてと言いながらもずいぶんと熱心に馬券を購入し,結構当てていた、やみつきにならないことを祈る。最後の現役もリタイヤーし、今度は惚け防止に麻雀をやる事になった。

2012年6月19日火曜日

SF・パリ・ラブコメディ愛好家には今年一番のお勧め映画

予告編を見て気になっていたウディ・アレンの「ミッドナイト・イン・パリ」を見た。表題のようにSF(特にタイムトラベル物)・パリという都市・ラブコメディの愛好家には是非勧めしたいとても魅力的な、見終わって久しぶりに心が温まる映画だった。 パリの特定の場所で真夜中の鐘が鳴るとタイムトリップするという設定はSFでは特に珍しくは無い。 しかし、パリの黄金期と言われる1920年代に戻って、あこがれのヘミングウエイやフィッツジェラルドに会い(主人公は作家志望)、当時の有名な批評家に自作の批評を受ける等の経験をする他、現在の婚約者と過去で会った謎の美女(ピカソの恋人という設定)との間で悩んだりなど、アカデミー賞脚本賞を取っただけはあるストーリーが秀逸。
ウディ・アレンの映画は、若いときはひねりすぎと言う感じが個人的にはしていたが、80歳近くなって肩の力が抜けて簡潔で分かりやすい表現になったと言う感想。 ラストシーンがとても良い、文句なく五つ星を献上。



2012年6月2日土曜日

約20年ぶりのイギリス旅行

5月下旬から6月にかけて約20年ぶりのイギリス旅行(前回はロンドンのみ)に行った。出発が早朝につき羽田に前泊付きのツアーだったが、印象に残った場所等について順次記すことにする。
*二日目~三日目*
ヒースロー空港到着後、バスに乗り換たが、出発直後カーブでバスのトランクボックスの扉が開き大半のスーツケースが道路に散乱するハップニングが発生した(びっくりして写真撮り忘れ)。 後続車もいたが大事故にはならずにすんだ。 渋滞もあり第一目的地のチェスター見学は短時間で終了。     ローマ時代の城壁都市をもう少しゆっくり見たかった。
翌日は「嵐が丘」のブロンテ姉妹の生家のある素朴な村「ハワース」から、湖水地方へ。 氷河移動によって出来た無数の湖のうち、代表的な「ウインダミア湖」を遊覧船で横断した。好天に恵まれて素朴な風景と自然を満喫した。


*四日目~五日目
ビートルズの街「リバプール」を訪れたが大聖堂見学がメインで、ビートルズの片鱗にも触れられなかった、団塊の世代としては残念。
トレバーにある世界遺産「ボンテカサルテの水道橋と運河」を見学、地上から40Mの高さに運河を通し船を運航させるという発想に驚く。
次いで「ウエッジウッド」の工場兼ショールームを見学、妻はペンダントを購入(旅行社にマージンは入るのだろうか?)。


五日目は「コッツウオルズ地方」へ。イギリスの羊毛産業の衰退で経済が停滞し、当時の家並みがそのまま残った村が点在する場所だが、花で飾られた穏やかな風景が旅人の心を和ませる。

その後シェークスピアの生家のある都市を経由して、「オックスフォード」を観光。
皇太子と雅子夫人が学んだカレッジ等を見学、教室を移動する(?)教授と生徒のグループとすれ違ったりして、学問の都市の雰囲気を味わった。


*六日目~七日目
風呂(バス)の語源となった「バース」はイギリスで唯一の温泉遺産だそうだが、温泉愛好家としては手に浸す程度(後でこれも禁止との掲示があることに気付いた)ではなく、ローマ人のようにゆっくり温泉に浸かりたかった。
七日目はロンドンで、午前中バスで大英博物館・バッキンガム宮殿・ローズガーデン等を駆け足で見学。 妻と昼食前にツアーから離団して以後自由行動とした。 
まずはピカデリーサーカスの老舗レストランでよく冷えたスペイン産白ワインと生牡蠣等を堪能。 賑やかな「コベント・ガーデン」で喫茶し休憩。
ミレニアムに完成した「ロンドン・アイ」に搭乗して空中からロンドン市内観光。そろそろ店じまい中の「バラ・マーケット」で駆け込みでチーズを購入。
「タワーブリッジ」を渡って、近くの波止場にある「ディケンズ・ハウス」でステーキとイタリヤ産赤ワインで夕食。 その後近くのホテルでスコッチ&
ソーダを楽しんでいる最中に丁度ブリッジの開閉を見ることができた。 
暗くなるまで待ちロンドンの夜景を楽しむ予定だったが9時近くなっても明るく、明日早朝発で帰国なので諦めてタクシーでホテルへ帰還し、観光は終わった。
今回の旅行の印象だが、まず全程中ほぼ晴れという幸運に恵まれたことに感謝。また、イギリスの料理は不味いという昔の評判は外れていた、ツアーの食事も概ね許せる水準、店を選べば最終日のようにおいしい料理が食べられた(ステーキより生牡蠣が最高)。
ワインも自国産が無いので各国からコストパフォーマンスの良いワインを輸入して提供しており、毎日各国のワインを楽しめた。
40人近いツアーなので知り合いも出来たが、ほとんどの病気を足もみで治すと言う方がいて、5年以上の背中痛や逆流性食道炎等で悩んでいる同行者を観光の合間に治療し、直して感謝されていた。
筆者も副作用のある(に違いない)薬に頼る西洋医学の限界を感じていたので、共感出来た。