昨年は6月からNPO法人に週4日勤務を始めたため映画を観る本数がちょっと減って85本だったが、一昨年同様に私的ベスト3を選定した。
第一位 ケネス・プラナー監督・主演作品「から騒ぎ」と「ハムレット」を合わせ技で第一位とした。第二位は「ミッション・8ミニッツ」。第三位は「英国王のスピーチ」。 第一位は二作品ともBDで発売されて購入・鑑賞したが、ケネス・プラナー監督の日本で言えば歌舞伎に該当するであろう古典のシェークスピアに対する敬意と憧憬が強く感じられて感服した。個人的には喜劇の前者が好みではある。
第二位は筆者好みのSFなので好き嫌いがあるかもしれないが、脳だけ生かされている人間が最先端技術で列車爆発テロを防ぐために何度も8分間だけ爆発前に戻って犯人を探すという設定が面白い。さらに最後の結末が結構哲学的で良かった。本作品の監督ダンカン・ジョーンズ(歌手デビット・ボーイの子息)の第一作目の「月に囚われた男」もローコスト映画だが非常に面白いSFなのでお勧め。
第三位は既にアカデミー賞作品賞・監督賞・主演男優賞を取っているので、今更詳しく説明は不要だろうが、兄がシンプソン夫人に惹かれて国王を辞退した後の、吃音の弟王の吃音克服の話。誰が観ても感動する優等生的な名画と思う。
その他記憶に残る映画は「キャタピラー」「バーレスク」など。
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