2014年7月23日水曜日

パガニーニ~演奏を聴くだけでも観る価値のある映画



あまりの超絶技巧に悪魔に魂を売ったと言われ、教会に埋葬を断られたという逸話のあるバイオリニスト兼作曲家ニコロ・パガニーニの伝記映画を観た。一言で言えば表題の通りで、演奏を聴くだけでも観る価値のある映画といえる(音楽は文句なく五つ星)。演奏場面では思わず「ブラボー」と拍手したくなる程の迫力。製作総指揮兼主演のデビット・ギャレットはクラシックとポピュラーの両刀使いの為か、あまり知らなかったが、17歳でメーター指揮のミューヘン・フィルと共演した位の早熟の天才。映画として観ると例えば晩年の死期が近いパガニーニは、とてもそうは見えないとかで、良くて四つ星かもしれないがとにかく演奏は凄いの一言、私的には四つ星半を付けた。ラフマニノフの有名なパガニーニの主題による狂詩曲の第三楽章(個人的にこの世で一番美しいメロディーと思っている)も、若干そぐわないかなと言う場面で使われているが、ともかく音楽好きにお勧め。

2014年7月14日月曜日

久しぶりのライブ(生音)に感激

いとこの娘さんが趣味でジャズボーカルを歌っている事を最近偶然知った。みどり市にあるライブハウスでコンサートを開くと聞き、妻と応援に駆けつけた。行ってみると本格的なライブハウスで、舞台も有り最前列で聞かせてもらった。本人も後で緊張して前夜寝られなかったとメールに書いてあったが、最初は聴く方にも緊張が伝わってきたくらいだった。
しかし三曲目に得意の「枯葉」を歌うころからほぐれてきて、良くなってきた。スタンダードナンバー中心に、歌の意味を大事にしてひたむきに歌う姿勢に好感を持った。
耳の良い彼女が選んだトリオのバックバンドがジャズ歴の長い私が聞いても名手揃いで(妻も賛成)、ボーカル・ピアノ・ベース・ドラムのそれぞれの生音を十分楽しむことが出来た。自宅の装置でCDを聴くのも良いけど、やはり時々はライブ(生音)に触れようと改めて思った。

七夕時期のナイター競馬

 年一回だけ大井競馬場のナイター競馬を大学の同期生と楽しんでいる。今回は第一レースに間に合う3時前に到着、予約したバイキング食事付きのテーブル席最前列に陣取った(食事付き一人5千円)。 第1レースは様子見、2レース目から最終12レースまで全て馬券を購入したが、4勝7敗で数百円のマイナスという結果だった。ほぼ6時間楽しんだ成果なので、今回は安上がりの娯楽ではあった。昔に比べ若い女性の数が増えて、華やかな雰囲気なのが高齢者には心地良い。